障がい者スポーツを応援する:SPORTRAIT

POINT OF THE GAMES
風を読み、水を感じ、どれだけ自然と一体になれるか
2016年リオデジャネイロ大会からパラリンピック正式競技に採用されたカヌー。
水しぶきを上げ、水上を滑るように突き進んでいく様子は迫力があり、水をとらえて放す、選手たちの無駄のない滑らかな動きは、障がいがあることを感じさせないほど美しい。
一方で、幅50cm程度しかない艇は、ひとかきでも狂えばバランスを失い転覆してしまうため、実際には強靭なバランス力と筋力が必要とされる競技だ。
大自然に囲まれた場所で戦う数少ない競技の一つであり、技術はもちろんのこと、刻々と変化する自然条件をどう読み、味方につけるかも勝負の大きな分かれ目となる。

コレだけは覚えておきたい!観戦ルールブック

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カヌーとは

カヌーとは、1人乗りの艇で川や湖などの静水に設置された200mの直線コースを、両側に水かきがついたパドルを使って漕ぎ進み、ゴールまでのタイムを競う競技。
男子と女子があり、基本的なルールは一般のカヌー競技のスプリント種目と同じだが、障がいの種類と程度に合わせてクラス分けがされ、そのクラスごとにレースを行い順位を決定する。

コースイメージ
ブイによって8レーンに分かれており、1レーンの幅は9m。
ブイはコース上に12.5mおきに設置され、ゴール手前100mから色が変えられている。






 





 
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カヌーのルール

川や湖などの静水に設置された200mの直線コースを、1人乗りの艇でパドルを使って漕ぎ進み、ゴールまでのタイムを競う。
男子と女子があり、基本的なルールは一般のカヌー競技のスプリント種目と同じだが、障がいの種類と程度に合わせてクラス分けがされ、そのクラスごとにレースを行い順位を決定する。

【用具】

●艇

競技用カヌーの艇は、速さを追求するためレジャー用とは異なり、細長い形状をしている。
全長5.2m以内、重量12kg以上、幅50cm以上という規定がある。





                                                                                                        


●パドル 
水をかき、艇を漕ぎ進めるための道。カヌーでは両側にブレードと呼ばれる水かきがついたものを使用する。
ブレード部分は平たいものやスプーン型のものがあり、選手は自身の身体能力や好みに合わせて選択する。




 




【スタートとゴール】

●スタート
各艇は横一列に並んで、発艇装置に艇の先端を入れ、レディー(パドリングの準備)、 セット(漕ぎ始めの位置でパドルと艇を停止)、ゴー(スタート)の掛け声でスタートする。
ゴーの合図の前にパドルを動かした場合はフライングとなる。

●ゴール
艇の先端がゴールラインを通過した時点でゴールとなり、タイムは1/1000秒単位で計測される。


【失格になる場合】
・パドルや艇がレーンからはみ出した場合。
・転覆したり、艇やパドルが壊れてゴールできない場合。
・1回目のフライングを誰がしたかに関わらず、2回目にフライングをした場合。
・艇の重さがレース後の検査で規定を満たしていない場合。
 
3
カヌーのクラス分け

障がいの種類と程度により3つのクラスに分けられ、そのクラスごとにレースを行い、順位を決定する。











 
監修:日本障害者カヌー協会

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瀬立 モニカ