TOP ATHLETE LIVE

マールー・ファン・ライン
トークライブ&陸上クリニックイベント

2017.12.26

2017年10月末、東京2020パラリンピックの機運醸成と体験型パラリンピック教育の推進を目的に「SPORTRAIT TOP ATHLETE LIVE vol.1」を実施しました。史上最速ブレード女王と謳われるマールー・ファン・ライン選手が初来日、初日の10月27日(金)は渋谷区神宮前小学校の児童を対象に特別授業と陸上クリニックを、翌日には一般参加者向けにデモンストレーションとトークライブを行いました。
心配された天気も何とか持ちこたえてくれ、強く美しいマール―選手の魅力、パラスポーツの魅力が伝わる機会になったのではないかと思います。それでは、当日の様子をレポートしていきます!

神宮前小学校で、
特別授業と陸上クリニック

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体育館での特別授業

体育館に集合した全校生徒30?人。司会の先生の呼びかけで、子どもたちの間をステージに向かって颯爽と登場したマール―選手、子どもたちは大きな拍手で迎えました。マール―選手自身の経験や想いを通しての特別授業は、彼女を取り上げたドキュメンタリー番組「WHO I AM」※のダイジェスト版やスライド資料を使って進めつつ、持参したメダルや彼女が普段使っている競技用義足を見せてくれる場面があるなど、あっという間の時間でした。後半は、子どもたちからマール―選手への質問コーナー、陸上を始めたきっかけや義足のこと、色々な質問が飛び交い、マール―選手も気さくに回答。そして、質問コーナーの最後にはなんと、サプライズゲストとして、マール―選手とリオパラリンピックで同じ決勝の舞台に立った、パラ陸上日本代表の高桑早生選手が登場。彼女にとっても憧れであるマール―選手に会えることは楽しみだったようです。

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児童代表の2名から、マール―選手に御礼のメッセージ
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最初は緊張気味だった子どもたちも、最後のマールー選手を囲んでの集合写真は「イェーイ!」とみんな大きな笑顔
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校庭に出て、
陸上クリニック

体育館での特別授業が終わると、3.4年生10?人は体操服に着替え、体育館から運動場に移動。マール―選手による陸上クリニックがはじまりました。まず最初は、「リアクションゲーム」。マール―選手の合図に合わせて、拍手をしたり、しゃがんだりするのですが、中々うまくできずだんだんと真剣な表情に。みんなのリアクションがそろい、マールー選手から「VERY GOOD!!」の言葉と笑顔が出た瞬間、子ども達から歓声と笑顔があふれました。実はこのリアクションゲーム、陸上競技に必要な反射神経を鍛える練習メニュー、みんなで楽しみながらそのむずかしさを体感することができました。その後、もも上げからのステップの練習など、少しずつ本格的な陸上競技のメニューへ、それからマール―選手、高桑選手と一緒にみんなで校庭を走りました。最後は、すぐ目の前の直線コースをマールー選手が走り抜けるデモンストレーション。「義足でこんなに速く走れるなんてすごい!私も速く走れるようになりたい」と子どもたちは興奮気味でした。

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マール―選手のデモンストレーション
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サプライズゲストの高桑選手とマール―選手

デモンストレーション
&トークライブ

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一般参加者向けに
デモンストレーション

翌日も神宮前小学校の校庭をお借りして、事前応募の約70名の一般の方向けにマール―選手のデモンストレーションを行いました。集まった参加者は20~50代までと幅広く、パラスポーツに興味が元々あった人からマール―選手を知っていた人、そうではなかった人、多くの色々な方が参加してくれました。前日の陸上クリニック同様、デモンストレーションの前にみんなで「リアクションゲーム」や校庭を一緒に走ったりして楽しく身体を動かします。今回、デモンストレーションの後の質問コーナーでは、モチベーションの保ち方やトレーニングについてなど、多くの質問が途切れることなく続き、参加者のマール―選手への関心の高さがうかがえました。マール―選手も「今日は、大人がたくさん来ると聞いて盛り上がるか最初は少し心配していたの。でもみんなが楽しそうに走ってくれたのでよかったわ!」と感想を教えてくれました。

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質問コーナーでは大学生を中心に参加者から質問が続いた
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雨がひどくなるギリギリのタイミングで最後の集合写真
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表参道COMMUNE2ndで
トークライブ

この日の夜は、表参道のお洒落なコミュニティスペース「COMMUNE2nd」に場所を移し、マール―選手のトークライブを行いました。通常営業中の「COMMUNE2nd」、ふらりと一杯と立寄った方をはじめ、昼間のデモンストレーションでマール―選手のファンになり足を運んでくださった方、最初からトークライブをめがけてきてくださった方など、偶発的で様々な参加者のみなさん。そんな彼らを惹きつけたのは、MCの雑誌Tarzan編集長の大田原透さんの熱い第一声でした、「今ここにいる皆さんはとてもラッキー。2020年にマールー選手はきっとこの東京で活躍するとても凄い選手なんです。今日、マールー選手の話を直接聞いたことを周りに大いに自慢してください!」。トークライブでは、マールー選手のトップアスリートとしての意識や、普段のトレーニング方法など、フィットネス雑誌の編集長ならではの視点から、マールー選手の素顔をたくさん引き出してくださいました。また陸上だけでなく、マールー選手が何度か挑戦したことがあるという、車いすバスケットボールの話など、パラスポーツ全体についても話しが及び、会場にいた方々にとってあまり馴染みがなかったパラスポーツについても関心を持てたのではないかと思います。そして、なんといってもあと約1000日で、東京にパラリンピックがやってきます。2人のお話を聞いた人は2020年がそう遠くないと、楽しみになったはず。今回参加者してくださった皆さんが、アスリートのことをリスペクトし、応援したい気持ちになってくれたら、嬉しいです。そのときはぜひ、会場で、パラスポーツを、アスリートを直接応援しましょう!

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会場に合わせ、昼間とは違う素敵な私服で登場してくれたマールー選手
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トークライブ参加者のみなさんの様子

INFORMATION OF SPORTRAIT TOP ATHLETE LIVE vol.1

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日時:2017年10月27〜28日
会場:渋谷区立神宮前小学校、COMMUNE2nd
主催:凸版印刷株式会社
特別協力:株式会社WOWOW
協力:一般社団法人日本パラ陸上競技連盟
後援:渋谷区

GUEST PROFILE

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マールー・ファン・ライン

1991年オランダ モニッケンダム生まれ。
両膝下切断の義足スプリンター。
T43クラス100m/200m/400m世界記録保持者。元々はパラ水泳選手として国際大会にも出場していたが陸上に転向と同時にその才能を開花させ、昨年のパラリンピック・リオ大会では100m/200mともに金メダルと二冠を達成。陸上界のみならずスポーツ界が注目する、史上最速ブレード女王。

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大田原透(おおたわらとおる)

1968年東京生まれ。1991年に文学部史学科を卒業後、
マガジンハウスに入社。1992年『Tarzan』編集部に配属。
2007年編集長に就任。現在に至る。高校から続ける登山や、ランニング、自転車を楽しみ、雑誌やウェブサイトを通じて、健康、体力向上のための情報発信を行っている。