COLUMN
ライバル国のコーチに
直撃インタビュー!
<オーストラリア> クレイグ・フライデイ ヘッドコーチ
「さらに新しいことを取り入れて成長させていきたい」
過去に2度パラリンピックで金メダルに輝いたオーストラリアだが、16年リオデジャネイロ大会では6位にとどまった。そこからチームを再建し、18年世界選手権では銅メダルを獲得。19年AOCでは優勝に輝いた。唯一黒星を喫した日本に対しては「アジアオセアニアの中で最もバランスが良いチーム」とリスペクトしていることを明かした。東京パラリンピックまでは「メンバーに入っていない選手を育てながら、どんどん新しいことを取れ入れていく」と、さらにチームの成長を促す考えを示した。
<イラン> ミラジミ・マジヤル ヘッドコーチ
「日本のプレーには毎回驚かされる」
18年は世界選手権で4強入りし、アジアパラ競技大会では優勝に輝いたイラン。19年AOCでは3位で東京パラリンピック出場を決めた。日本と1勝1敗としたイランのマジヤルHCは、「毎回私たちを驚かせるプレーをしてくる」と日本への印象を語った。その日本と「決勝で戦いたい」と意気込む東京パラリンピックに向けて「これからじっくりと戦略を練って、十分な準備を重ねていく」と力強く語った。
<韓国> ハン・ヒョン ヘッドコーチ
「良きライバルの日本とはお互いに高め合える」
今回のAOCで準優勝に輝き、2000年シドニー大会以来のパラリンピック出場を決めた韓国。ハンHCは「出場が決まったことは嬉しいが、より安定したオフェンス力が必要」と、すでに東京パラリンピックを見据えていた。AOCでは2戦2勝した日本については「良きライバルとして高め合っていけるチーム」と語り、「東京パラリンピックでは日本のホーム開催となるので、自分たちはもっと成長して臨まなければならない」と気持ちを引き締めていた。
TOURNAMENT INFORMATION
大会名:
2019アジアオセアニアチャンピオンシップス(日)
2019ASIA OCEANIA CHANPIONSHIPS(英)
会期:2019年11月29日(金) ~ 12月7日(土)
会場:
タイ(パタヤ)
Eastern National Sport Training Center
主催:
IWBFアジアオセアニア
タイ車いすバスケットボール協会
参加国:
(DIVISION A) オーストラリア、中国、イラン、日本、韓国、タイ
(DIVISION B) アフガニスタン、チャイニーズタイペイ、インド、
インドネシア、イラク、マレーシア、フィリピン、サウジアラビア
URL:https://iwbf.org/event/2019-asia-oceania-championships/