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注目記事

  • POINT OF THE GAMES

    肉体と精神 両方の真の強さが問われる3秒間

    パラ・パワーリフティング

    1964年の東京大会から正式種目となったパラ・パワーリフティングは、下肢障がいの選手たちによるベンチプレス。脚を含めた全身をベンチプレス台に乗せて仰向けに寝ころび、下半身を固定した状態から上半身の力だけでバーベルを押し上げる。 2018年4月現在の世界記録は310kgと、ほぼ同等条件下で、床についた脚の力も利用してバーベルを押し上げる一般のベンチプレスの記録を上回っている。 他選手のコンディションや戦況を踏まえて行われる重量申告の駆け引きや、約3秒間という一瞬の試技に肉体と精神の全てをかけて戦う、気迫のこもった選手たちの姿に注目だ。

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  • ATHELETES' CORE

    2020年に向けて上げた「完全復活への狼煙」

    パラ・パワーリフティング
    宇城 元

    2017年7月、北九州で開催された「ジャパンカップ」。宇城元選手は目標としていた185㎏を上回る、自己ベストの186.5㎏をマークして優勝してみせた。しかし、本人いわく「まったく納得できるものではなかった」という。
    「完成度からすると、あの時の自分はまだまだでした。だから数値的には自己ベスト更新でも、嬉しさは全くなかったですね」
    インタビューの冒頭でのこの言葉に、宇城選手というアスリートのストイックさが染みわたっていた――宇城元、45歳。酸いも甘いも経験してきたからこその魅力に迫る。

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