パラ・パワーリフティング
1964年の東京大会から正式種目となったパラ・パワーリフティングは、下肢障がいの選手たちによるベンチプレス。脚を含めた全身をベンチプレス台に乗せて仰向けに寝ころび、下半身を固定した状態から上半身の力だけでバーベルを押し上げる。 2018年4月現在の世界記録は310kgと、ほぼ同等条件下で、床についた脚の力も利用してバーベルを押し上げる一般のベンチプレスの記録を上回っている。 他選手のコンディションや戦況を踏まえて行われる重量申告の駆け引きや、約3秒間という一瞬の試技に肉体と精神の全てをかけて戦う、気迫のこもった選手たちの姿に注目だ。