COLUMN
ライバル国のコーチに
直撃インタビュー!
<中国> チェン・チー ヘッドコーチ
「尊敬に値する日本の最後まで諦めない精神」
2015年のAOCからアジアオセアニア女王の座に君臨し続け、2018年世界選手権では4強入りを果たした中国。東京パラリンピックでは初のメダル獲得を目指している。世界トップクラスの実力を持つチームに導いたチェン・チーコーチは「痛みなくして勝利なし」と言い、「パラリンピックでの勝利のために厳しいトレーニングを乗り越えていく」と、さらなる強化を図る考えを示した。そして日本に対しては「昨年のアジアパラのように大差がつかなかった。それほど良いトレーニングを積んできた証拠。結束力があり最後まで諦めない日本の精神は尊敬に値し、私たちが学ぶこともある」と日本の成長スピードに脅威を抱いている。
<オーストラリア> スティーブン・チャールトン ヘッドコーチ
「自国開催での日本の勢いに警戒」
2018年世界選手権後、若手を多く起用し、世代交代を図ってきたオーストラリア。チームを率いるのは、昨年のU25世界選手権で準優勝に導いたスティーブン・チャールトンHCだ。これまで何度も対戦してきた日本については「私たちがリードしていても、絶対に諦めないという良いメンタルを持ち続けていた。以前よりもさらにタフなチームとなっている日本は、もっと強くなるはず」と語った。さらに「(AOCの)3カ月前に日本で開催されたMWCC(三菱電機WORLD CHALLENGE CUP)の時は本当に勢いがあった」と述べ、自国開催となる東京パラリンピックでの日本に警戒心を示した。
TOURNAMENT INFORMATION
大会名:
2019アジアオセアニアチャンピオンシップス(日)
2019ASIA OCEANIA CHANPIONSHIPS(英)
会期:2019年11月29日(金) ~ 12月7日(土)
会場:
タイ(パタヤ)
Eastern National Sport Training Center
主催:
IWBFアジアオセアニア
タイ車いすバスケットボール協会
参加国:
(DIVISION A) オーストラリア、日本、中国
(DIVISION B) アフガニスタン、カンボジア、インド、イラン、タイ
URL:https://iwbf.org/event/2019-asia-oceania-championships/