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  • POINT OF THE GAMES

    科学の視点で楽しめる選手たちの泳ぎ

    競泳

    障がい者の競泳は、一般の競泳と同じく50m、100mなど、一定の距離を決められた泳法で泳ぎ、タイムを競う。 いかに身体バランスを保ち、かつ水の抵抗を減らしてより速いスピードで泳げるか。そのためにそれぞれの障がいに応じた最適な泳ぎ方を見つけ、追求していけるかがポイントとなる、「科学」のスポーツ。身体能力が同等の選手たちでレースを行い、異なる障がいの選手たちが競い合う珍しい競技でもある。 選手たちはひとたび水中に入って泳ぎ始めると、同じようなフォームで一見すると障がいの違いはわからない。 初めに彼らがそれぞれどんな障がいを持っているのかを知り、その上でどのようにして高いパフォーマンスを上げているのか、「科学」の視点を取り入れると観戦が一層楽しめる。

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  • ATHELETES' CORE

    世界で誰も実現していないことを

    競泳
    富田 宇宙

     東京2020パラリンピック競技大会の競泳男子(視覚障害クラス)で銀2つ、銅1つのメダルを獲得した。当然、周囲は「パリ2024パラリンピックで金メダルを」と期待するが、富田宇宙選手は「メダルの色にはこだわっていない」と言う。競泳をやっているのは自分自身を成長させたいからであって、金メダルを取れたら幸せになるわけではない。そして、「そもそも、金か銀かなんて、僕にはメダルの色もわからないですから」と笑う。東京2020大会が終わった後、自らの新たな可能性を見つけるためにスペインに旅立ったという富田選手に迫った。

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